コーピングとはストレス反応をなくしたり減らしたりすることを目的とした一連の認知的・行動的な努力のことをいいます。
ストレスを効率よく抑え、あるいは予防するためには、健康的なコーピングを選択し採用する必要があります。
今回は問題焦点型コーピングについてお話します。
問題焦点型コーピング・・・問題状況を直接的に解決する
①認知の修正
刺激を脅威と捉えると、ストレッサーに変化します。認知を修正することで捉え方を変える対処
＜例＞
・100％完璧主義思考を修正
・周囲や物事に過度の期待を抱かない
・経験者からアドバイスを受けたり、自ら経験を積む
②ストレッサーの除去
脅威となる刺激を取り除くコーピングで、ストレスを低減するための直接的な行動
＜例＞
・人員増加による過重労働回避や適正に応じた業務配置など
・健全な生活習慣の確立
・円滑な対人関係を保つためのコミュニケーションスキルの向上
・長期休養や転職など
次回は情動焦点型コーピングについて、お話したいと思います。
これからも宜しくお願い致します。
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